ホットヨガ

ホットヨガと普通のヨガの違いってわかりますか?ホットヨガとは、わかりやすく言えば、暖かい場所でヨガをやることです。ホットヨガの最大の特徴はこの暖かさにあります。ホットヨガでは、室温を35~40℃、湿度を私たちが快適と感じる設定の65~70%に保っています。それは、全身の筋肉や関節が一番柔らかくなるという温度だからです。カラダの硬い方や初心者でも安全にヨガの難しいポーズができ、ケガの予防にもなります。それがヨガとの大きな違いであり、ホットヨガの特徴です。

ホットヨガには、デトックス効果があります。高温多湿な室内でヨガを行うことで、多量の汗をかくため体内の老廃物を排泄するからです。デトックス効果とは、水銀や鉛などの有害物質を効率よく排出して新陳代謝を高め、美容と健康に役立てようというものです。日常生活で出すべき汗を出せてない運動不足気味な現代人にとって、その解毒作用は、便秘、肌荒れ、生理痛、冷え性、肩こり、むくみなどの改善に効果的です。その他にも、運動不足解消、寝不足などの原因でもあるストレス解消にも効果があります。

ホットヨガのブームにより各地にホットヨガスクールが開校されていて、地域のカルチャースクールでもホットヨガを教えてくれるところも増えてきました。自治体が主催するカルチャースクールは格安で体験することができるのでありがたいですよね。夏であれば、しばらく窓を閉め切れば、その高温多湿状態は作り出せるので、書店で販売されている書籍や雑誌を参考に1時間ほどポーズを取れば、自宅でも気軽にホットヨガに取り組めます。ただし、大量の汗をかくため、すべって転ばないようにヨガマットを必ず敷くようにして靴下も脱ぎましょう。また、適度に水分補給をしましょう。ホットヨガは、想像以上に発汗します。そのため水分補給を怠ると、脱水症状、熱中症、酸欠の原因になります。食後に行なうともどしてしまう場合もあるので、食後数時間あけてから行うようにして下さい。