半身浴の仕方
半身浴は体に負担をかけずにおこなえます。たっぷり入った熱いお湯に長時間入ることは体力を消耗します。ぬるいお湯なら肌の刺激も抑えられます。そして半分しかお湯に入らないことで、心臓が浸かりませんので、血圧の上昇や、内臓に負担をかけることがありません。
長時間の入浴も、通常の場合は体が温まるのは一時的です。知らないうちに心臓への負担をかけることにもなります。年齢がたつにつれて、お風呂に入るのがつらくなるということにもなります。そんなことは気にするまでもなく、半身浴なら疲れを癒してくれます。
食後30分は休んだほうがいいといわれています。消化活動を妨げないようにするためです。半身浴も食後すぐには避けるようにしてください。血液の流れが良くなる半身浴は、胃腸器官の働きを妨げます。
お風呂の中でゆっくりと過ごす時間になりますから、リラックスできるような空間にすることも必要になります。香りのついている入浴剤やアロマキャンドルを使うと、いつもとは違うバスタイムになります。
読書をしてもいいでしょう。お風呂の中でも本が読めるようなグッズも出ていますから利用してみてください。音楽を流すのも効果があります。濡れないようにして、好きな音楽を聞いているとあっという間に時間が過ぎます。長風呂が苦手という人でも、これなら楽しく半身浴ができそうです。