偏頭痛の発症と前兆
あまり知られていない話ですが、たいていの偏頭痛は30歳までの発症率が高くなっています。最も多いのは20代での発症ですが、発症年齢が10代という場合も結構あります。
この頃は、20代に比べて10代で抱えるようになる人が増加している傾向にあります。ほとんどが30歳までに発症するといったことを考えると、30歳を超えて偏頭痛のような症状が出た場合、異なる病気を怪しんだほうがいいでしょう。
検査も受けずに素人判断で偏頭痛だと捉えるのではなく、病院で正しい診断をしてもらうことが大切です。実際に偏頭痛の症状を感じることがある人の場合、痛み症状を感じる前に、前兆のようなものがあるとされています。
時間に換算すると、症状が現れる1時間~30分ほど前に兆しを感じる場合があるそうです。具体的には、目がチカチカしてしまう光が認められてから30分後に偏頭痛が引き起こされたといった報告もあります。
他に、偏頭痛が始まる前兆として、眠気は感じないのにやたらとあくびが出る生あくびの症状を自覚している人が多数います。こうした症状が引き起こされている場合、偏頭痛だという疑いがあります。