妙円寺詣り(みょうえんじまいり) 妙円寺詣り(みょうえんじまいり)は、薩摩藩で行われた行事のひとつ。 関ヶ原の戦いで戦場に取り残された島津軍は、大将である島津義弘(しまづよしひろ)を逃がすために敵中突破を敢行しました。 この撤退作戦により義弘の身代わりとなった多くの薩摩兵が命を落とします。 戦場から脱出した義弘たちは、苦難の末ようやく薩摩に戻ることができました。 このときの義弘主従の苦難を偲ぶために行われたのが妙円寺詣りです。 妙円寺までの山道を歩き心身を鍛えたとされています。