渋沢栄一 13歳で藍葉の買いつけを行う

渋沢栄一は13歳のときに父のかわりに藍葉の買いつけを行います。

父市郎右衛門に祖父のおともをして藍葉を買いつけてくるよう命じられますが、栄一はおじいさんに自分ひとりで買いつけしたいと頼みこみました。

祖父から受け取ったお金を持参して村々を回り買いつけを行いますが、子供なので最初は相手にされません。

栄一は父のまねをして「肥料が少ない」「〆粕を使っていない」「茎の切り方が悪い」など藍葉の鑑定をしたところ、村人たちは栄一の的確な指摘に感心して売ってくれました。

栄一は村々を回り多くの藍を買いつけ父にたいそう褒められたそうです。