楫取素彦男爵(だんしゃく)を授与され華族(かぞく)となる
県令として群馬の発展に貢献した楫取素彦は、明治20年に男爵(だんしゃく)を授与され華族(かぞく)となりました。
爵位は、公爵(こうしゃく)・侯爵(こうしゃく)・ 伯爵(はくしゃく) ・ 子爵(ししゃく) ・ 男爵(だんしゃく)の5つの位があります。
男爵は爵位の中では一番下の位なので、楫取は多少不満に思っていたとする説もありますが、明治20年の時点で爵位を授与された元長州藩士はそれほど多くないので、楫取家や小田村家、杉家にとっては大変名誉なことだったのです。