杉滝(すぎたき)大往生! 明治23年楫取美和子(かとりみわこ)の母杉滝(すぎたき)が84歳で亡くなります。 7人の子供うち、寅次郎、敏三郎、寿、艶の4人に先立たれ辛い日々を送ることもありましたが、晩年の滝には、楫取素彦の活躍もあり平穏な生活が待っていました。 楫取や野村靖、品川弥二郎などの尽力により、吉田松陰の功績が見直されたことで、皇室から慰労の品が贈られました。 また、萩を訪れた有栖川宮熾仁親王(ありすがわのみやたるひとしんのう)から言葉をかけられています。