友達探しのつもりが勧誘に...? 新入生が気を付けたいSNS事情

友達探しのつもりが勧誘に... 新入生が気を付けたいSNS事情
2025/04/01

SNSの「#春から〇〇大」タグが抱える危険性

ニュース記事によると、新年度にSNS上で使われる「#春から〇〇」というハッシュタグは、新入生同士の交流や情報交換に役立つ一方、なりすましや詐欺、マルチ商法の勧誘といったリスクがあると注意を促しています。

大学名や学部を明記していると、同じ進学先を装って接触する怪しい業者や宗教関連の勧誘が紛れ込む可能性が高く、特に「ネットワークビジネス」や「アポイントメント商法」などでは強引な契約を迫られる被害が報告されているとのこと。

さらに、新入生同士でLINEグループに招待されることも多いですが、その場で知り合った相手が悪意ある勧誘者であるケースもある、と記事では説明しています。

若者の消費者被害は増加傾向にあり、新入生は個人情報の取り扱いやSNSでの安易なつながりに十分気を配る必要があるとのこと。こうしたリスクを避けるための対策として、投稿の公開範囲を限定することや、知らない人からの勧誘には安易に応じない姿勢が大切だと記事は結んでいます。

ネットワークビジネス勧誘への対処法

記事の中でもマルチ商法やアポイントメント商法などの勧誘が問題視されていますが、本当に深刻なトラブルに発展するケースがあります。

特に、大学生になりたての頃は、「少しでも収入を得たい」「社会経験を積みたい」といった意欲があるぶん、甘い言葉につい引き寄せられがち。ですが、儲け話の裏に潜むリスクをよく考えずに契約すると、後で高額な教材費や会費を請求されたり、仲間や家族を巻き込んでしまったりする可能性もあります。

もし「この話、ちょっと怪しいかも?」と少しでも感じたら、誰かに相談することが大切です。大学の相談窓口、自治体の消費者センターなど、頼れるところはいくつもあります。それに「相手に悪いから断れない」という気持ちを持たず、遠慮なくノーと言う勇気を持つのが大事。無理なものは無理とハッキリ伝えると、案外あっさり向こうも諦めるものです。

SNSの安全設定を再確認しよう

SNSは投稿の公開範囲やプライバシー設定を細かく調整できるものがほとんどです。初期設定のままだと、誰からでも自分のアカウント情報が丸見えになっているケースがあります。

プロフィールに学籍情報や居住地などを書いていないか、フォロワーやフォローリクエストの承認基準は厳しくしているか、いま一度見直してみるだけでも安全度はかなり変わります。とくに新しく大学名などを追加する際は、投稿が思わぬ範囲で拡散されないように注意しておきたいところです。

「入学前SNS交流」に潜む意外なリスク

大学には公式のオリエンテーションや説明会、配布される資料など、安全に情報を得られる手段も多数あります。それなのにSNSのやり取りだけに頼りすぎると、公式情報との食い違いで混乱を招いたり、非公式な情報に振り回されたりするケースが意外と多いんです。

とくにSNS上で先輩を装ったアカウントから「この日までに提出物が必要」などと偽りの情報を流されると、うっかり真に受けてしまうことも。こうした事態を防ぐためにも、公式な情報源を必ずチェックし、SNSの情報はあくまで参考程度にとどめておくのが安心です。

公式の新入生向けオリエンテーションや歓迎会は、同じ学部やクラスの人と安全に出会える場となります。また、多くの大学では公認サークルのリストを提供しており、怪しいサークルと正規のサークルを見分ける助けになります。

SNSで情報を探す場合も、大学の公式アカウントやすでに公認されている学生団体のアカウントをまず確認してみましょう。また、新入生向けの公式LINEグループやDiscordサーバーがある場合は、そちらを利用するのも一つの方法です。

消費者トラブルに巻き込まれたら

万が一、マルチ商法やアポイントメント商法などの消費者トラブルに巻き込まれてしまった場合の対処法を知っておくことも重要です。

まず、契約してしまった場合でも、特定の条件下ではクーリング・オフ制度を利用できる可能性があります。一般的に契約書面を受け取った日から8日以内であれば、無条件で契約を解除できることが多いです。

また、各自治体の消費生活センターでは無料で相談に応じてくれます。専門の相談員がアドバイスをくれるので、一人で悩まずに相談してみましょう。大学によっては学生相談室なども設置されており、こういったトラブルの相談にも乗ってくれることがあります。

大事なのは、恥ずかしいと思って一人で抱え込まないこと。友人や家族に相談したり、専門の窓口を利用することで、早期解決につながります。また、同じような被害に遭う人を減らすためにも、自分の経験を適切な場所で共有することも大切かもしれません。