骨粗鬆症の診断基準 骨密度の値
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の検査にはX線を使用します。
DXA(デキサ)法と呼ばれている検査は、2種類の異なるX線を照射して骨の撮影を行い骨量を測定します。
DXAによる検査は胸部のレントゲン撮影などに比べて、被爆量が少ないので1年間に数回受けても問題ありません。
骨に含まれるカルシウムなどの量を骨密度(こつみつど)といいます。
DXAによって測定された骨密度と健康な人の骨密度平均値とを比較して骨粗鬆症かどうかを診断します。
20~44歳の健康な人の骨密度の平均値を100とします。あなたの骨密度がこの平均値100と比較してどの程度あるのかを数字で表します。この数字が骨粗鬆症の診断基準となります。
80%以上 「正常」
70~80% 「骨量が減少している。骨粗鬆症の予備軍」
70%以下 「骨粗鬆症」