食生活と体臭の関係
欧米諸国の人たちは体臭が強いといわれています。入浴方法の違いも関係がありますが、日本とは食生活も大きく異なるためです。日本人の体臭が少ないのは、食事で植物性のものを多く摂ってきたからです。和食の中心になっているものには動物性タンパク質の含まれているものがそれほどありません。欧米の食生活の中心は肉類になり、そのほとんどに油を使います。
日本人でも体臭が気になる人が増えてきたのは食事が欧米化してきたからにほかなりません。それに加えて、これまでは問題にならなかった肥満や病気の原因にもなるようになりました。食事の変化は日本人の体質を大きく変えるものになっています。アメリカでも健康に気をつけている人たちは、和食を食べるという人もいます。食物繊維がたっぷり含まれている和食は健康にもいいとされているのが分かります。
体臭だけではなく、動脈硬化や心臓病、メタボリック症候群の対策として和食を食べるようにしていくといいでしょう。体臭予防に効果のある抗酸化作用のあるポリフェノールもたくさん摂るようにしていきましょう。あっさりした味付けと低カロリーで高タンパクな食事は健康的な毎日に役立ちます。体臭が気になるという人は食事にも気をつけるようにしましょう。