加齢臭という体臭
その名の通り、加齢とともに体臭が悪臭になってしまうのが、加齢臭です。加齢臭の原因になっている物質はノネナールです。ノネナールは過酸化脂質と脂肪酸が酸化してくると発生します。体内の過酸化脂質と脂肪を増やさないようにしていく必要があります。血中コレステロールも原因になります。
脂肪の多い人は酸化の始まりが、やせている人よりも早いので特に注意が必要です。汗をかきやすくなっている人もいます。太っている人は体臭に気をつけましょう。低脂肪、高タンパクの食事を食べるようにしてください。肉食ばかりで野菜をまったく食べない人は年齢とともににおいがひどくなるかもしれません。
ストレスや運動不足も解消するように気をつけましょう。ストレスは加齢臭や体臭を強いものにしてしまいます。運動不足によって脂肪が分解されません。やはり加齢臭の原因になります。加齢臭ににおいのあるものは禁物です。アルコールやタバコを控えるようにしましょう。加齢臭がもう始まっているという人はにおいの強い食べ物も食べないほうが無難です。
にんにくやキムチ、カレーやコーヒーなど、どれもにおいのするものは、口臭や体臭の原因になってしまうからです。毎日食事に気をつけていくことで、においも抑えることができます。健康のためにも脂肪を減らすことは大切ですから、対策の手を緩めてはいけません。