冠水車の処分

自動車が水に浸かった場合、修理に出すか廃車にするか迷うと思います。冠水車は乾いてしまえば、外観上きれいなため問題ないのでは?と考えてしまうからです。

冠水車は電気系統が傷んでいたり、走行を制御するコンピューターに異常が現れ誤作動する可能性があるため、整備士に点検してもらう必要があります。

そのまま乗り続ける場合は、点検と修理を依頼するわけですが、冠水車は修理を断られることもあり、また修理できたとしてもけっこうな金額を請求されます。高いお金を払ってまで冠水車に乗りたいとは思わないでしょう。

冠水車でも買い取ってくれるお店もあります。それは、水に浸かった部分が床下までなら再利用できる部品があるからです。ただし、年式が古い冠水車を買い取ってくれるお店はないので、あきらめて廃車にするしかありません。