冠水車の買い取り価格

台風や大雨で河川が決壊すると多くの自動車が水に浸かります。水に浸かってしまった自動車を冠水車といいますが、冠水車になると自動車の価値はほぼなくなります。

自動車として再び走らせるには、点検、修理が必要で、例え再び動くようになっても故障のリスクが絶えずつきまといます。そんな冠水車でも買い取ってくれる業者がいます。

20万円以上の値で買い取りをしてくれることもあるのですが、なぜ冠水車をこれほどの高値で買い取るのでしょうか?

それは需要があるからです。冠水車に需要があるというよりも、部品に需要があるのです。

これまで、冠水車はスクラップにしていたのですが、近年では資源の保護からリサイクルへの意識が高まり、中古車業界でもリサイクルを前提にしたビジネスが成り立つようになりました。

水に浸かった自動車でも、使える部品は意外とあります。この部品がけっこうな値段で取引きされるため高値で買い取っても利益を得ることができるのです。

冠水車になってしまったら廃車にするしかないと思っていた私たち消費者にとっても、買い取りしてくれる業者はありがたい存在です。

インターネットで検索すると、冠水車の査定をしてくれる業者がたくさんあることに驚きます。自分の冠水車がどれくらいの値段で買い取ってもらえるのか査定してみてはいかがでしょうか。

買い替えのためディーラーに下取りしてもらう前に、ネットで査定してもらいましょう。下取り価格よりも高い値で買い取ってくれることもあります。